なんと87%の従業員は職場で幸福を感じていない

調査によれば、87%の従業員は職場で意欲的ではありません
アメリカの調査会社ギャラップ社が、142カ国、23万人のフルタイム、パートタイムの従業員のを調査した「世界の職場環境の状況(2013)」によれば、意欲があり積極的に仕事に取り組む(注:英語でエンゲージド「engaged」)従業員はわずか13%だったことが明らかになりました。
「意欲がない」「意欲を持とうとしない」を合わせると、世界の労働者の87%に達します。世界の労働者の9割近くにとって、仕事は達成感ではなくフラストレーションの源になっていることになります。
これは、ほとんどの職場は本来もっている能力よりも生産性が高くなく、安全でもなく、雇用者は新しい仕事を作り出せずにいることを意味しています。
ギャラップ社が提示している、仕事にエンゲージする、つまり意欲的に取り組むようにするために必要な12の条件
1. 職場で自分が何を期待されているか知っている
2. 仕事を間違いなくこなすための材料や道具をもっている
3. 職場で、毎日、自分が最も得意なことをする機会がある
4. この1週間に、職場で良い仕事をしたとして認知されたり称賛を受けたりした
5. 上司やその他、職場のだれかが、自分のことを一人の人として気にかけてくれているようだ
6. 私が進歩していくのを励ましてくれる人が職場にいる
7. 職場で、自分の意見をくんでくれる
8. 会社の使命や目的が、自分の仕事は大切だと感じさせてくれる
9. 同僚たちは質の高い仕事をしようと努力している
10. 職場に仲の良い友人がいる
11. 過去6カ月の間に、私の仕事が進歩したと職場のだれかに言われた
12. 昨年、仕事で学び成長する機会があった